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Reduxを使う理由

結論、Reduxを使う理由は「状態管理をしやすくするため」です。

状態管理とは、階層の深い部分で変数の値(状態)が変更されたときに、その変更された値を他のコンポーネントにバケツリレーして伝えていくことです。

例えば、Reactの場合で考えてみます。

Reactでは、コンポーネント内で別のコンポーネントを使っていくので、次々とコンポーネントの階層構造ができていきます。

ひとつのコンポーネント内で変数の値(状態)が変更されたとき、その値によって動作を決めている別のコンポーネントのところまで変更した値を届けなければなりません。

別コンポーネントまで変更した値を届けるには、その値を親コンポーネントに渡して、そのまた親コンポーネントに渡して、を繰り返し、次は子コンポーネントに渡していくという手間のかかる作業が必要になります。

これを解決してくれるのがReduxで、簡単に説明すると空港の管制塔のような役割をもつ「Store」というものを使用します。

管制塔「Store」は、どこかのコンポートで変数の値(状態)が更新されたとき、その変更によって影響がでるコンポーネントに「おーい、あいつがコレに変わったぞ」と伝えてくれます。

これによって、値のバケツリレーをすることがなくなるため、変数の値の管理、つまり状態管理がしやすくなります。

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Maita Tomoya / yone

2020.4~Webアプリケーションエンジニアとして都内の企業で働き、空いている時間でブログを運営している29歳男です。本ブログは情報の整理をするため、文章を書く機会を作るために始めました。1記事でも多く「誰かのためになる記事」を書けるように頑張ります!転職前は地方の高校で働いていました。教育関係の記事も定期的に書いていきたいと思います。

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