【ページ更新日:2020年10月13日】
オンラインプログラミングスクール「TechAcademy」を使ってみた感想を書いています。
良かった点、合わなかった点、また受講するならこう工夫する、などまとめていきたいと思います。
最後に、スクールを使うか悩まれている方や、スクール選びに悩まれている方に、個人的なメッセージを書いています。
受講コース、費用、期間、受講時のスキル感は次のとおりです。
- 受講コース:PHP/Laravelコース(8週間プラン)
- 費用:約220,000円
- 期間:2019年11月〜2020年1月
- スクールにあてられた時間:平日2時間、休日6時間
- 受講スキル:C言語で if文や for文を使用できる程度
これから、書いてある内容は「TechAcademyと他社の比較」ではありません。
TechAcademyについての感想になります。
無理に薦めるつもりもありません。
みなさんの1つの判断要素となればと思います。
TechAcademyの良かった点
メンターの質
TechAcademyでは、受講生1人につき専属のメンターが1人付きます。
合う合わないはあると思いますが、私を担当していただいたメンターの方はとても話しやすく、教え方も良かったです。
スクールのメンターの中には、「タメ口で馴れ馴れしい」や「知識がない」など、受講生にストレスを与えてしまうメンターもいるようですが、私のメンターさんは、そんなことありませんでした。
このメンター問題は、TechAcademyに限らずどこのスクールを使っても「運」です。
ここで考えたいのが、
「合わないメンターに当たってしまった場合の対応」
です。
この点について、私はTechAcademyは良いと思います。
受講生から「メンターの変更申請」があった場合
【通うようなスクール】
- メンターが1対1対応ではなく、時間制でその場を担当するため、1人の申請に対して変更しづらい
- 申請を出したあとに会うのが嫌になり、スクールに行きたくなくなる
【オンラインスクール】TechAcademy
- メンターが1対1対応なので、すぐに変更してくれる(事前の電話で確認済)
- オンラインなので申請するのも申請後も気軽
質問の返答が速い
TechAcademyは、質問するときにSlackというチャットツールを使用するが、22時まで常時複数人の講師が待機しているため迅速に対応してくれる。
プログラミングの質問の仕方を学べる
TechAcademyでは、カリキュラムの最初に「質問の仕方について」を教えます。
- 該当箇所のコードは、こうやって教えてください
- エラー画面のスクショを、これを使ってスクショしてください
- エンジニアの質問はこの型に当てはめると、答えやすくなります
また、TechAcademyは質問されたことを単純に返答しているわけではなく、「重要な点なので、まず1回振り返りをしましょう」と指示したり、「この部分からエラーの原因を探してみてください」と指示したりと、自己解決を要求することもあります。
どうしても、答えを早急に知りたい場合はメンターに聞けばいいので、私はこのように対応してもらって良かったと思っています。
オリジナルサービスの開発ができる
就活や転職のためにプログラミングを勉強している場合、ポートフォリオ(作成物)が重要になってきます。
なぜなら、人事の方が「どれほど勉強したのか」、「どんなことができるのか」、「どこで苦労したのか」など知ったり、話のきっかけにできるからです。
しかし、多くのスクールが作成課題として採用している「タスク管理アプリ」、「Twitterクローン」、「インスタグラムもどき」だけでは、逆に評価を落としかねません。
なぜなら、人事の方は「見飽きている」、「スクールのテキスト通りにやれば作成できる」、「アレンジがない」と思うからです。
そのため、TechAcademyのように「オリジナルサービスの開発」がカリキュラムにあると、その成果物を「他社と差別化したもの」として人事の方にみてもらえるため、就職・転職のときの武器になってくれます。
AWS、Gitを使用しながら学習できる
TechAcademyのカリキュラムでは、AWS、Gitなどを使用して学習を進めていきます。
多くの開発現場で導入されているツールを使用することができるため、少しでも多くの「現場で使うスキル」を身につけたい人にとっては良いと思います。
※AWS、Gitは超最低限のツール
Slackの使い方を知ることができる
安い(ここだけ他社比較)
TechAcademyが合わなかった点
転職サポートに頼らないこと
テキストが縦長
もう一度受講するならこう工夫する
カリキュラムが始まるまえに受講開始
基礎基本はProgateで済ませておく
基礎を高速3周してから成果物作成
YouTubeや解説サイトも活用する
メンターは最初と最後に活用する
僭越ながら、悩まれている方へ
スクールに何を求めるか
基本独学、メンターは付きっきりではない、依然とあまり変わらない
プレッシャー?週1時間のメンター面談?環境構築のサポート?
「ダントツ1番スクール」はない
合う合わないはスクールではなくメンターの問題
大きなお金をかける前に、まず時間をかける
受講したプログラミングスクールの内容を説明します。
駄文:受講中の思い出
わたしは、TechAcademyを選びました。
オンラインブートキャンプ無料説明会選んだ理由は、
- マナブさんがブログで紹介していたから
- 地方在住でも学べる、オンライン学習を提供しているから
- 予算20万程度だったため
数多くあるスクールから選ぶにあたって、時間をかけすぎないようにしていたので、予算をきめて、ある程度オススメされていたものを選びました。
- どこでも酷評はある
- 受講して感じるギャップは必ずある
- どこを選ぼうが、楽ではない
- スクールは「0を1にする場」ではなく「0を1にするための環境を準備する場」
- スクールを受講しても、基本独学スタイル
- キャンペーンに泳がされないようにする
- スクールを使う理由を明確にする
私の場合、メンターを持つことと、内容が評価されているテキストを使用したかったから、スクールを使いました。
受講コース
わたしが受講したのは、「PHP/Laravelコース」です。
- 求人や案件が1番多い言語が「PHP」だったから
- Webアプリを作ってみたかったから
受講している期間の生活状況がどのようなものだったか説明します。
スクールを受講していたときは、高校教員をしていました。
タイムスケジュール
平日のタイムスケジュールは次のとおりです。
- 4:00起床
- 4:30〜6:30勉強
- 6:45〜19:30仕事(校務〜部活動)
- 20:00〜23:00勉強
- 23:30就寝
※昼休みの30分間は仮眠
休日のタイムスケジュールは次のとおりです。
- 8:00起床
- 9:00〜12:00仕事(授業準備など)
- 13:00〜18:00仕事(部活動)
- 18:30〜23:00勉強
- 23:30就寝
※完全な休日(仕事なし)は年20日ほどです
1週間あたり、35時間程度の学習時間を確保していました。
受講時の生活に対する感想
- 可能な限り、勉強する時間を確保できていたと思います。
- 朝に時間をとる「朝活」は社会人になってから続けていることだったので特に苦ではありませんでした。
- 勤務中に眠くなることは頻繁にありましたが、積極的に立ちながら仕事をするようにしたら大丈夫でした。
- 勉強も部活動も頑張る学校でしたので、「生徒も同じように勉強している」とモチベーションを上げられて良かったです。
- 部活動は一緒に身体を動かしていたので、とても健康体でした。