【ページ更新日:2020年9月25日】
Dockerで使用する基本コマンドをまとめています。
イメージを作成する
ビルドする
Dockerfileからイメージを作成することを「ビルド」という。
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker build -t cname:latest /Users/KomeTomo/Desktop/MyDocker
- 「 cname 」は好きなコンテナ名でOK
- パスはDockerfileが保存されているディレクトリへのパス
以下の表示されればビルド成功
…
Successfully built ...
…
作成したイメージの一覧を表示する
ターミナルで次を実行する。
$ docker images
イメージを削除する
イメージIDを確認する
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker images
- 削除したいイメージIDをメモする
イメージを削除する
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker rmi イメージID
- 「イメージID」には、先ほどメモしたIMAGE IDを入れる。
コンテナを作成する
作成したイメージからコンテナを作成する
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker run -p 8888:8888 -v /Users/KomeTomo/Desktop/mydocker:/workspace --name cname 2199558b0c9c
- 「 : 」より左側は、パソコン側のマウントしたいディレクトリのパス
- 「 : 」より右側は、Dockerコンテナ上のディレクトリ名
- マウントとは、パソコン上のフォルダとDockerコンテナ上のフォルダを同期させること
URLにアクセス
次のURLにアクセスする。
http://localhost:8888
- 「 8888 」はコンテナ作成時の入力による
コンテナを削除する
コンテナIDを確認する
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker ps -a
以下の表示がされるので、CONTAINER IDをメモする。
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
a1d2eb251cc0 2199558b0c9c "jupyter-lab --ip=0.…" 5 minutes ago Exited (0) 38 seconds ago cname
...
コンテナを削除する
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker rm a1d2eb251cc0
- 「a1d2eb251cc0」の部分は先ほどのCONTAINER IDを入れる。
- 「running」という文字列が出たら「起動しているから削除できない」というエラーです。
- 次に扱う、コンテナを停止する処理を行なってから削除する。
コンテナの一覧を表示する
起動しているコンテナの一覧を表示する
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker ps
すべてのコンテナの一覧を表示する
起動していないコンテナも含めたすべてのコンテナの一覧を表示する。
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker ps -a
- 「 a 」は、ALLのa
コンテナを操作する
コンテナを停止する
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker stop cname
- 「 cname 」は、停止したいコンテナ名が入る
- 「 cname 」は、コンテナ名ではなくコンテナIDでもOK
コンテナを起動する
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker start cname
- 「 cname 」は、起動したいコンテナ名が入る
- 「 cname 」は、コンテナ名ではなくコンテナIDでもOK
パソコンを再起動した時などは、以下の処理を行う
- Dockerを起動
- 「docker start コンテナ名」を実行
- URL「http://localhost:8888」にアクセスする
コンテナにログインする
コンテナの内部にログインすることで、新たに必要なパッケージをインストールしたりソースコードをダウンロードしたりできる。
ターミナルで次のコマンドを実行する。
$ docker exec -it cname bash
- 「 cname 」は、ログインしたいコンテナ名が入る
- 「 cname 」は、コンテナ名ではなくコンテナIDでもOK
コンテナにパッケージをインストールする
今回は、人工知能の開発で使われる「TensorFlow」をインストールする。
ターミナルで次のコマンドを実行する。
/# pip install tensorflow
コンテナからログアウトする
ターミナルで次のコマンドを実行する。
/# exit