【ページ更新日:2020年10月10日】
Githubの「Projects」機能の使い方を紹介します。
Githubには、リポジトリのようなフォルダのバージョン管理をする機能だけでなく、他にも様々な機能があります。
今回は、その機能の1つの「Projects」機能を紹介します。使用することでプロジェクトのタスクを管理することができます。
Githubの「Projects」機能について
Githubの「Projects」機能は、プロジェクトのタスクをカード形式で管理することができます。
タスク管理ツールは様々あると思います。
カード形式のタスク管理ツールとして有名なものとして、「Trello」があげられます。
Githubの「Projects」機能では、上記の「Trello」のようなカード形式でのタスク管理を行うことができます。
Githubの「Projects」機能の画面が次の写真です。ほぼ「Trello」です。
Projects機能の使用方法
とても簡単です。
既存の個人用リポジトリを使用して試してみてください。
ステップ1「プロジェクトの作成」
プロジェクトはリポジトリごとに作成することができます。
↓まずは、リポジトリを選択してください。
↓リポジトリ画面上部の、Projectsタブをクリックします。
↓Projects画面右上の、「create a project」ボタンをクリックします。
↓プロジェクト名とプロジェクトの説明を入力したら「create project」をクリックします。
※今回「Project template」は、「Template:None」に設定します。
プロジェクトには複数のテンプレートが準備されています。
↓このような画像が表示されたら成功です。Projectが作成されました。
ステップ2「カラムの作成」
次に、カラムを作成していきます。
↓プロジェクト画面中央の「Add a column」をクリックする。
↓カラム名を入力し、「Create column」をクリックします。
※今回「Preset」は、「None」に設定します。
↓このようにカラムが作成されていたら成功です。
↓複数カラムを作ることで各タスクを「やるべきこと」、「終了したこと」など状況別に分けることができます。
↓カラムをクリックした状態で、ドラックすることでカラムの順番を変えることができます。
ステップ3「ノートの作成」
次にノートを作成していきます。
ノートには、タスクを書いていきます。
↓各カラム右上の「+」をクリックします。
↓ノート名(タスク名)を入力し、「Add」をクリックします。
↓このように、ノート(タスク)が追加されていたら成功です。
ステップ4「ノートの移動」
それぞれのノート(タスク)は、カラムをまたいで移動することができます。
↓クリックした状態でドラックすることで、ノート(タスク)を移動できます。
必要なカラム
カラムは自由に作成することができるので、自分のオリジナルで必要だと思うカラムを作成すれば良いと思います。
会社や配属先でルールが決まっている場合は、どのような状態になったら、どこのカラムに移動させるのかなど、しっかり把握する必要があります。
まず、個人用でProjects機能を使用するときは、最低限つぎの4つのカラムがあればいいと思います。
- To Do:やるべきタスク
- In Progress:作業途中のタスク
- Wait for:外因による待ち状態のタスク
- Done:完了したタスク