【ページ更新日:2020年10月4日】
毎日Pythonでは、毎日簡単なPythonのプログラムコードを紹介していきます。
今日からPythonのフレームワークであるDjangoの説明をしていきたいと思います。
今日のプログラム
今日は、Djangoのプログラムファイルの作り方を説明していきます。
Djangoのインストール方法
ターミナル(windowsならシェル、以下同様)で以下を実行します。
↓macの場合
$ pip3 install django
↓windowsの場合
$ py -m pip install django
このように「Successfully」と表示されたら成功です。
Djangoプロジェクト用のディレクトリを作成
※必ずやることではありません。整理するためです。
Django の学習用に、これから作成していくDjangoプロジェクトのフォルダをまとめておくためのディレクトリを作成します。
※「ディレクトリ」と「フォルダ」は同じものだと思ってOKです。
わたしは、Desktopのしたに「Django」というディレクトリを作成しました。
次のコマンドをターミナルで実行します。
↓まず、Desktopディレクトリに移動します。
$ cd Desktop
↓Djangoディレクトリを作成します。
$ mkdir Django
※デスクトップ上で右クリックから新規フォルダを作成しても大丈夫です。
↓作成したディレクトリに移動します。
$ cd Django
Djangoプロジェクトの作成
Djangoプロジェクトを作成します。
次のコマンドをターミナル上で実行すると、現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)にプロジェクトフォルダが作成されます。
次のコマンドは
『「first」という名前でDjangoのプロジェクトフォルダを作成する』
という意味です。
※プロジェクトフォルダの名前は自由に設定してOKです。
↓macの場合
$ django-admin startproject first
↓windowsの場合
$ py -m django startproject first
このように、カレントディレクトリ(現在のディレクトリ)に「first」というプロジェクトフォルダが作成されていたら成功です。
※ターミナル上で、次のコマンドを実行して確認することもできます。
$ ls
lsコマンドは、ディレクトリ内のファイルを見るコマンドです。
このように、firstフォルダが作成されていたら成功です。
プロジェクトフォルダの中身を確認する
↓作成したディレクトリに移動します。
$ cd first
↓ターミナル上で、lsコマンドを実行してプロジェクトフォルダの中身を確認します。
$ ls
このように、「first」というフォルダと「manage.py」というファイルが作成されていると思います。
開発用のサーバーを立ち上げる
開発用のサーバーを立ち上げます。
ターミナル上で次のコマンドを、プロジェクトフォルダに移動した状態で実行してください。
開発用サーバーを立ち上げるときは、ターミナルを「新規ウィンドウ」などで複数表示してから行った方が良い。
なぜなら、ターミナル上でサーバーを起動すると、そのターミナル上で行える処理がサーバー処理に限定されてしまうためです。
これは、manage.pyファイルを持つディレクトリで実行する必要があるためです。
↓macの場合
$ python3 manage.py runserver
↓windowsの場合
$ py manage.py runserver
このような表示がされればOKです。
この画像の2つ目の赤線と3つ目の赤線に注目してください。
まず、2つ目の赤線に注目すると、
『開発用のサーバーが「http://127.0.0.1:8000/」で起動しています』
とあります。
つまり、ブラウザ(Google Chromeなど)の上部URLに
「http://127.0.0.1:8000/」
と入力すると、プロジェクトがどんな感じか確認することができます。
次に、3つ目の赤線に注目すると、
『開発用サーバーを閉じる場合は「Ctrキー」と「Cキー」を押してください』
とあります。
サーバーを終了させる場合は「Ctrキー」と「Cキー」を押しましょう。
開発用のサーバーを終了する
前述のとおり、サーバーを終了させる場合は、ターミナル上で「Ctrキー」と「Cキー」を押しましょう。
このように、サーバー起動時にターミナル上で「Ctrキー」と「Cキー」を押すと「^C」と表示されます。
これは、「Ctrキー」と「Cキー」を押されたことを意味し、この表示とともにサーバーが終了します。