2023年に達成したいことは、大きいことも小さいこともまとめて別に記事にまとめるとして、
今回は、2023年のアウトプットの仕方について書きたいと思います。
まず結論から
2023年は以下の場所でアウトプット(情報発信)を行うことを習慣化していきます。
使用するツール
- Qiita
- 個人ブログ
次のように使い分けを行います。
【Qiita】
日常業務で勉強になったことを書く。個人ブログに書いた簡易的な技術記事をまとめてみたり。ここは技術的なことだけ。できるだけ、GitHubに草を生やしながら記事を書いていきたい。役割は、日常業務における学びをしっかり言語化すること。振り返った時に何を業務としてやってきたのか分かるようにすること。
【個人ブログ】
なんでもここに書く。読んだ本について、日常で感じたこと、技術的なこと、なんでもOK。役割としては、外に向けた文章を書くことへの敷居を下げ習慣化させること。
【Twitter】
振り返り用のメモ帳。役割としては、思いついたことやなんとなく思ったことを短時間で言語化し、限られた文字数内で他人にも理解できる文章を書けるようにすること。あとは日記みたいに一年を振り返ったときに、このときは何をしていたのかが分かるようにすること。
なんのためのアウトプット習慣か
アウトプットの量を増やすことを目標にする理由は、一番にインプットの姿勢を変えたいからです。アウトプット前提のインプットと、その場しのぎのインプットとでは姿勢が大きく変わってきます。エンジニアとして働いていると、調べる機会が多くあります。自分は「その場しのぎのインプット」にしてしまう場面が多いので、万が一、時間がなかったとしてもメモに残しておき、理解と整理の時間をアウトプットの機会を通して作るようにしたいです。
また、人に読んでもらうことを意識した文章を書く機会を増やしたいというのも、このアウトプット習慣を設ける理由です。読みやすくて分かりやすい文章を書くこと、説明をすることは個人的に課題を感じているので、その課題を克服するための機会としていきたいです。
あとは、アウトプットはわかりやすい財産だと思うから、ですね。2022年の転職でも会社を選ぶ基準には「どんな経験ができるのか」というものがありました。これはエンジニアに限らず多くの方が意識していることだと思います。個人の時代と言われてきている昨今では、仕事を通して得られるものも給料とストレスだけでなく、経験も含まれると思っています。なんなら経験の方が重要だとも思います。なぜ経験が重要かというと、1日の中で仕事が占める割合は高くなるため、個人的には仕事とプライベートを分けるという考えではなく、仕事とプライベートを一緒にする方がいいと思っているため、いろんなことに挑戦できた方が楽しいと思うからです。そして、それは社内外の評価にもつながります。どんなことをしてきたのか、どんな壁にあたってどんな工夫をしたのか、どんな失敗をしてきたのか、どんな心境の変化があったのか、などなど、自分も含めた誰もがその軌跡を辿れるようにすることは財産をはっきりさせることに等しいことだと思います。と色々書きましたが、経験をアウトプットしておけば振り返りやすく、自分を紹介しやすいってことですね。
アウトプット習慣の詳細
習慣について整理します。
頻度と書く時間帯
書く頻度としては、Qiita < 個人ブログ < Twiiter になります。
【Qiita】
ペースは1週間に1記事。1年で52記事書けていればGood。金曜日の夜に作成するのが理想。個人ブログに書いたことをまとめたキュレーション的な記事にしてもOK。
【個人ブログ】
ペースは1日に1記事書く。1年で365記事書けていればGood。仕事終わりと朝に作成するのが理想。記事作成途中で公開した場合はカウントしない。
【Twiiter】
毎日投稿。簡単なことでもくだらないことでもいい。
誰に向けた記事を書くのか
誰に読んでもらうか、誰からフィードバックをもらうかは次のとおりです。
【Qiita】
社内外のエンジニア。フィードバックは上司2人からもらう。時間があれば、1on1のときに感想を聞いてみよう。
【個人ブログ】
エンジニアコミュニティのメンバー。42Tokyoのメンバー。友人。フィードバックは該当のいずれかの人からもらう。
【Twiiter】
Twitterをやっているエンジニアの方から反応をもらえるようにする。フォロワーするやお気に入り数を目標設定してもいいかも。
習慣を確認するタイミング
この習慣は、土曜日の午前中に振り返りを行うようにします。
習慣化設定の意図
現在、私が勤務している会社では、期初に一人ひとりが目標を設定するのですが、私はこれを頑張りたいです!というものであれば、ある程度なんでも設定することができ、しっかりそれを評価してくれます。私は今期の目標のひとつに「情報発信」を設定しました。
その理由は、単純にエンジニアとして成長するための最適解だと思ったからです。
「教えることは最大の学び」、これは教育現場にいた私もとても強く感じていることで、「教えること」は「知っていること」よりも、もっと言うと「できること」よりも理解度が高いことだと思います。相手が分からない部分を予想したり、汲み取ったりして、要点以外の部分についても理解が足りていなければ補足する必要があるからです。これは、教えることをポイントで理解するだけでなく、その周辺の知識についても理解している方が教えやすくなることを意味します。
つまり、情報発信をして人に伝える姿勢を取れば、自分の理解が足りない部分に気付けたり、周辺の知識も学ぶことができると思ってアウトプットを習慣化していくことにしました。
他にも、ご覧いただいている文章のとおり、私は文章を書くのが苦手なので、その勉強の機会にもなればと思っています。
そして最後に、改めてアウトプットの重要性について気付きをえる機会がありました。それはTsutsumi ShuichiさんというiOSエンジニアの方のYouTube動画を見たことでした。
障害になりそうな事とモチベーション
習慣化の障害となるものは何になりそうか、それをどう防ぐか、モチベーションに頼らないようにするにはどうするか考えます。
障害になりそうな事
twiiterで書くことについては、あまりわかりやすい文章にこだわりすぎなければ(意識はしますが)習慣化に失敗することは少なそうです。
Qiitaに関しても週1記事ですし、個人ブログで日々の技術的なネタ記事を書いていれば、それを参考にしてかけるので心配は大きくありません。
障害になるとしたら、毎日1記事を書いていく個人ブログです。
習慣化に失敗するとしたら以下の理由だと思います。
- 毎日書くことがない(ネタ不足問題)
- 時間が確保できない
- 仕事が終わった後に記事を書くスイッチを入れられない
これは、以前に情報発信の習慣化に挑戦したときの失敗原因で、特にネタ不足問題については今回も少し不安な部分はあります。
しかし、前回挑戦したときと職場が変わり、同じことをやることがほとんどなくなって、毎日色々なことを調べながら開発業務をしているので大丈夫かなと思っています。
未然に防ぐ方法
先ほど紹介したTsutsumiさんは、上記3点についてもお話しされています。
- 毎日書くことがない、なんてことはない。働いていれば1日1つぐらいは書けるネタはある。
- 仕事が終わった後に記事をゼロから作るのは時間的に苦しい。業務中にメモを残しておく。そのメモをコピペしてしまえば記事になってしまうように書いておく。
- メモから記事を作成するようにすれば、記事を書くことへの抵抗感がなくなる。(スイッチを入れやすくなる)
そのとおりだなという感じです。特にメモについては意識的に実践しようと思いました。開発時のメモなどはチーム内で共有していて、自分用のメモにならないように他人が呼んでも理解できる内容を心がけているので、同じように調べたことなどに対してもメモを残していく癖をつけていきたいと思います。
モチベーション
習慣化を成功させるためには継続させることが大切です。継続の話になると、「いかにモチベーションを保つか」という話が出てきますが、個人的には「いかにモチベーションに頼らないか」と言う方があっているような気がします。
モチベーションに頼らずに記事をアウトプットしていくためには、前述のとおり業務中のスイッチの入っている状況で淡々とメモを残すこと、あとはフィードバックをもらうことだと思っています。フィードバックは記事の最初に書いたフィードバックをもらう人からいただきたいと思います。
以上、「2023年はアウトプット(情報発信)を頑張ります!」を宣言して、自分にいい意味でストレスをかける記事でした。