【ページ更新日:2020年11月1日】
仕事の失敗を予防する方法を紹介します。
新社会人、転職する人、新しい職場で働きはじめる人の中には次のような不安を持つ人もいると思います。
- 新しい仕事が上手くできるか不安
- 仕事ができない人のレッテルを貼られそうで不安
- 前職でミスが多かったので不安
こういった、不安、悩みを解決します。
私自身、2020年11月から新しい職場で働き始めます。
一緒に「失敗しないための予防策」を確認していきましょう。
【結論】集中力をあてにしない
仕事で失敗しないためには、集中力をあてにしないことが重要です。
もう少し詳しく言うと、「集中力がなくても失敗しない仕組み」をつくることです。
皆さんに確認してほしいことがあります。
次のようなことを考えたことはありませんか?
- 仕事の失敗について言われ「注意して取り組みます」と答えたことがある
- 同じ失敗を繰り返して自己嫌悪になる
上記のようなケースが当てはまる場合、失敗についての考え方を改めることで、失敗を減らし、失敗へのネガティブイメージをなくすことができるかもしれません。
前提条件、集中力は維持できない
仕事で失敗を繰り返す人の特徴として、失敗の原因を「集中力不足」「注意力不足」と考える点があげられます。
たしかに、集中していれば、注意していれば、避けられた失敗だったのかもしれません。
しかし、この「集中力不足」「注意力不足」を失敗の原因としてしまうと、改善策が「もっと集中する」や「より注意する」になりかねません。
この場合は、必ず失敗を繰り返すことになります。
このことについては、次の考え方を持つことが重要です。
前提条件として、集中力は維持できないものとして考える
では、集中力に頼らないで仕事を失敗しないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。
ここで、「仕組み」を考えていきます。
集中力ではなく、「仕組み」にこだわる
特に集中力を持たなくても、失敗しないようにするためには「失敗のしようがない作業の仕組み」をつくることが重要になります。
仕事をする上では、集中力や注意力にこだわるのではなく、作業の仕組みにこだわるべきです。
なぜなら、
- 集中力・注意力に左右されないため失敗の可能性が格段に減る
- 失敗した場合、「反省」という作業を具体的にできる
- 失敗した場合、自己嫌悪にならない
- 「仕組み」は共有できるため、引継ぎも容易
では、この「仕組み」はどのように作ればいいのでしょうか。
次のことを意識して「仕組み」をつくりましょう。
仕組みは、簡単作業マニュアルとして作る
仕組みは、「誰でも失敗しない作業マニュアル」である
失敗学の基礎・基本
「集中力」を鍛える
問題の解答となるコードは次のとおりです。
※間違いの指摘やアドバイスなどあれば教えてください。
今回のPythonコードのポイントは次の1点です。
- リストの初期化:check_list = [0] * N
- indexメソッド
リストの初期化「要素数を決める」
次のようにすることで、要素0を定数N個にすることができる。
check_list = [0] * N
たとえば、N=5のとき要素数5のリストができる。
# 要素数5のリストをつくる check_list = [0] * 5 # => check_list = [0,0,0,0,0]
リストのindexメソッド
indexメソッドは、指定した要素をもつインデックス番号を返します。
今回のコードでは次のように使用されていました。
print ("{} が {} に書き換えられた".format(i+1,check_list.index(2)+1))
リファクタリング
調べながら、より短くしてみました。
リファクタリング (refactoring) とは、コンピュータプログラミングにおいて、プログラムの外部から見た動作を変えずにソースコードの内部構造を整理することである。
リファクタリングしたコードを紹介したいと思います。
コードは次のとおりです。
alist = [int(input()) for _ in range(6)] alist.sort(reverse = True) print(f"3番目に大きい数は {alist[2]} です")